
合格体験記(2022年3月卒業生)
-
札幌市立大学 看護学部 看護学科 合格(入学)
2022年3月卒業 遠藤 友貴
-
弘前大学 農学生命科学部 分子生命学科 合格(入学)
2022年3月卒業 岩井 宏太
-
北見工業大学 工学部 地球環境工学科 合格(入学)
2022年3月卒業 佐藤 弓響
-
札幌市立大学 看護学部 看護学科 合格(入学)
2022年3月卒業 小池 芽生
-
小樽商科大学 商学部夜間主コース 合格(入学)
2022年3月卒業 鍋島 嵩貴
-
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 合格(入学)
2022年3月卒業 李 未玲
-
天使大学 看護栄養学部 看護学科 合格(入学)
2022年3月卒業 阪本 瞳月
-
北海道教育大学函館校 教育学部 国際地域学科-地域環境科学 合格(入学)
2022年3月卒業 山本 大誠
-
北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科 合格(入学)
2022年3月卒業 吉田 美藍
-
成城大学 経済学部 経営学科(入学)
2022年3月卒業 山地 俊輔
-
釧路公立大学 経済学部 経済学科 合格(入学)
2022年3月卒業 駿河 仁樹
2022年3月卒業
遠藤 友貴
札幌市立大学 看護学部 看護学科 合格入学
私は、一般受験で札幌市立大学看護学部に合格しました。
テスト当日まで毎日不安な気持ちで勉強していました。どこか自分の努力に自信を持てずにいたのです。しかし、地下鉄までの不安はどこへやら、自分の席に座ってからあまり緊張を感じませんでした。問題を開いても集中することができ、この二日間で三年間の努力は気づかぬうちに自信となり大きな力になっていました。
二次試験は面接と5分間のプレゼンテーションでした。推薦で面接を経験した同級生や、先生方にお願いしたりして、ほぼ毎日学校に登校して練習をし、指摘やアドバイスのメモや過去問を元にして家で繰り返し返答を考えていました。プレゼンに関して、内容は他の受験生も完璧に仕上げてくるだろうと考え、面接官に自分の魅力が最大限に伝わるような話し方をするように心がけたかったため、何度も家で時間を計って台本を覚えて、同級生・先生方に何度も見てもらい、自信をもって本番を迎えるようにしました。
数学が苦手でチャート式を何周もしたり、普段の授業や小テストを大事にして、模試を受け終わったらその日のうちに見直しをし、解説を読んでも解けないところを参考書で調べたり、先生や友人に聞いたりして、疑問はすぐになくすようにしていました。
英語と国語は二年生まで模試で最後まで文章を読めたこともほぼなく、特に英語と古文は読んでいても全く話の内容が分からないこともありました。そのことに焦った私は単語を三年生になってからしっかり覚えようとしましたし、英語の構文もしっかりと理解したのは三年生でした。もっと早くからやっておけばよかったと後悔しながら勉強していました。
それから文章の内容がはっきりとわかるようになり始めましたが、やはり基礎的なことを後回しにするのは避けたほうが良いです。それからリスニングで何度もシャドーイングすることは、よく聞き取れるようになることに加え、英文を早く読めるようにもなりますし、音読をしたときに発音がよくなるのでモチベにつながり一石三鳥でした。
理科基礎は1・2 年生ではテスト、模試前に答えを覚えてしまうまでワークを解いていました。三年生では過去問をたくさん解いて知識不足を補填していきました。
自分に合った効率のいい勉強の仕方を見つけることができたことが大きな一歩だったと思います。色々な勉強法を試してみて自分に合ったやり方を見つけてみてください。そして無理しすぎず好きなことをする時間も睡眠の時間も大事です。なんでこんなにできないんだろう?と思う前にここまでできたのはすごい、もっとレベルアップしていこう!と向上心を持っていきましょう。
2022年3月卒業
岩井 宏太
弘前大学 農学生命科学部 分子生命学科 合格入学
僕は一般受験で弘前大学に合格しました。3年生から特進コースに入ったので、最初の方は授業について行くことすらできず、ただただノートに答えを写している教科もありました。
本格的に勉強を始めたのは、部活を引退した7月からでした。ここから夏休みに入る前くらいまでは勉強方法も定らず、ただ闇雲に問題を解いているだけで、あまり頭に入らない、もったいない時間だったなと思います。僕はとにかく数学が苦手だったので、夏休みは数学を中心にひたすら基礎を埋め込みました。家で集中できるタイプだったので、講習がない日は、ひたすら家に籠ってました。勉強する場所選びはマジで大事です。自分に合った環境を早く見つけてください。
夏休みが終わってから冬休み前までは、ひたすら問題を解きまくる時期でした。この期間では、時間がかかってもいいから、とにかく問題を解き切るようにして、わからないところをなくすようにしました。この時期は模試が多く、1番の正念場だと思います。
冬休みは実践問題集をやって、間違えたところを復習することの繰り返しです。自分は毎日同じ時間に起きて、同じ時間から勉強するようにしていました。どうしても勉強し始めるのに時間がかかるという人は、同じ学習リズムを毎日繰り返すといいかもしれません。
本番はめちゃめちゃ緊張します。だけどそれは受験生みんな同じです。焦って自分の実力を出し切れないというのが最悪です。会場で友達と話したり、普段から見慣れてる参考書などを読み返したりするだけでも少しは落ち着けたので、当日は自分なりの過ごし方をしてください。
最後に、受験は1人でやるものではありません。クラスメイトに分からないところや、良い参考書を教えてもらうのもいいし、個人的には、教科ごとにこの人には負けたくない!というライバルを決めて勝負するのがオススメです。周りの人の存在は本当に大きいです。不安になる受験期を、お互いに支え合って乗り切ってほしいです。半年あればどうにでも変われます。後悔のないように残りの期間を頑張ってください。
2022年3月卒業
佐藤 弓響
北見工業大学 工学部 地球環境工学科 合格入学
私は北見工業大学に学校型推薦で合格しました。
私は当初、推薦を受けようと考えていませんでした。しかし、先生に「受けるなら受けた方が合格する可能性は上がる」という言葉で学校型推薦を受けることにしました。
試験の内容は、基礎学力試験と面接です。
基礎学力試験(数学)では、過去問を正確かつ素早く解けるまで対策を行いました。
面接練習は先生方やクラスメイトと行いました。私は、試験1週間前辺りから始めましたが、1ヶ月前辺りから始めるのが良いと思います。まずは確実に聞かれるであろう質問に応えられるように話す内容をノートなどに書き、全てを覚えるのではなく、キーワードとしていくつかの単語を頭に入れると良いでしょう。基本的な質問に応えられるようになったら、次はどのような質問が飛んできてもとにかく応えられるように訓練すると良いと思います。これをすることで当日の面接時に少し余裕が生まれると思います。私は、人前で話すのがあまり得意な人間ではなく、緊張から練習でも思うように話すことが出来ませんでした。それでも、周りからのアドバイスや練習の積み重ねの成果もあり、試験当日では、緊張せずに上手く相手に伝えることが出来ました。
受験前は試験に対する不安や恐怖で胸が一杯でしたが、いつも励ましてくれる心優しい仲間や先生方からの協力があってこその合格だと思っています。私と同じように不安を抱く方が大半だと思いますが、そんな時は友達や先生方に不安を伝えてみても良いと思います。それにより少し不安が解消されるかもしれません。試験当日は誰でも緊張します。自分だけはなく、周りも同じく緊張しています。そのことを頭に入れて臨んでみて下さい。皆さんが希望の進路に進むことが出来ることを応援しています。
2022年3月卒業
小池 芽生
札幌市立大学 看護学部 看護学科 合格入学
私は、学校推薦型選抜で札幌市立大学の看護学部に合格しました。試験内容は、小論文、プレゼンテーション、そして個人面接でした。
私は、3年間特進クラスで過ごしました。3年生でチャンスを2回にしようと推薦で受けることを決めました。推薦だからそこまで勉強しなくても良いでしょ?と周りからよく言われましたが、正直勉強しないと推薦は取れません。考えていたよりもキツかったです。まず、1人しか受けることができないので、推薦順位加算試験で良い結果を残さなくてはいけません。1年生の時からコツコツ勉強を頑張ることが大事になってきます。3年生の夏休みから推薦の勉強をする人がいましたが、私は推薦の枠に入ることが決まった頃から小論文と面接の練習を始めました。正直、小論文は夏休みからちょっとずつ練習することをおすすめします。私は、後々もっと早くから練習しておけば…と後悔したので。添削を頼んでいた国語の先生からも、要約練習をたくさんするように言われたので、夏休みから何かテキストを買って練習するべきだと思います。本格的に練習が始まって、ほぼ毎日、夜まで学校に残って色々な先生に面接練習を頼み、空き時間に小論文を書きました。
面接は数をこなすことが大事だと思います。私は自分のことを何にも知らない、話したこともない先生に頼むようにしていました。本番の面接は全く自分のことを知らない大学の先生に自分をアピールするので、これは良い練習になると思います。練習の時に担任の先生からは「印象に残ることが大事」と言われました。きっちり型にハマった模範解答を言う人よりも、自分の考えを持って伝えることができる人の方が印象に残ると思います。だから私は面接ノートを作りませんでした。この質問が来たらこう答えると暗記するのは私には合わなかったからです。ですが、面接練習の時に質問されたことはメモしていました。質問内容を見て、自分の思ったことを伝える練習を家に帰ってからもしていました。繰り返していると、考えていなかった質問にも答えられるようになりました。自分の考えをいうことも大切ですが、印象付けることで一番大切なのは「笑顔」だと思います。面接練習で私が最も褒められたのは笑顔でした。笑顔で話すことで良い印象をつけることができます。本番も面接官が笑っちゃうくらいニッコニコで面接してきました(笑)。
プレゼンテーションは本番の1、2週間前から練習し始めました。これももっと早くから練習するべきだと思います。自分の伝えたいところをゆっくり話して強調すること、そしてこれも笑顔が大事です。
小論文は看護学部がある大学の小論文の過去問を4つほど解き、先生に見てもらって何回も解き直しました。賛成意見を書いてみて、次は反対意見を書いてみる。ひとつの問題にとても時間をかけて先生と話し合いながら練習していきました。本番はあまりまとまっていなくても書き切ることが一番大事だと思います。
本番が近づいてくると精神崩壊すると思います。面接や小論文の練習をしている間に一般受験の人は勉強しまくっているので焦ります。落ちたら一般受験なのに、練習に時間をかけていて勉強していないからです。一般受験の方が良かったのではないかと思うこともありました。怖くて泣くこともあるかもしれません。私は、先生や友達に泣きつきました(笑)。私は先生に「落ちると思って行きなさい。受かると思うから緊張して怖くなるんだ。受かっていたら運が良かったくらいで軽い気持ちで行っておいで」と言われました。この言葉は本当に私の緊張を和らげてくれたと思います。今思えば、泣いたのも良い思い出です。
大変なことはたくさんあります。それでも諦めないでください。頑張ってください!!!!!
2022年3月卒業
鍋島 嵩貴
小樽商科大学 商学部夜間主コース 合格入学
北海学園大学法学部・経営学部 合格
僕は2年生から特進クラスへ入り、一般受験で小樽商科大学商学部夜間主コースおよび北海学園大学法学部・経営学部に合格しました。2年生の頃は理系の大学を考えていましたが、先生と相談などをした結果、3年生の時文転を決意し、夜間を第一志望に決めました。数英が得意で、かつ国数英3科目と二次の英語1科目で受験できるということで、2年生の冬から河合塾へ通い、受験勉強を始めました。国立は前期しか受けられないので正直怖かったです。科目を早いうちに捨てるのは後悔するので絶対にやめましょう。暗記科目がないので辛かったです。
苦手な国語は漢字や単語から始めました。そして毎日文章を必ず読むようにしました。漢文は満点取れるので極めるべきです。数学は青チャートの標準までは確実に取れるように毎日進めました。わからないものは先生に聞きまくるのが大事です。漸化式はヨビノリを見ましょう。おすすめです。英語は単語や熟語を1年生の頃から詰めていたので、すぐ演習に取り組めました。共テリーディング、二次試験のため、とにかく構文や長文に慣れる練習をしました。長文の参考書はなんでもいいので進め、まずは学校で買った単語帳をボロボロになるまで使いましょう。リスニングは秋から始めて模試を解きまくり、すぐに8割へ持っていけました。リスニングはコツです。ズルして高得点を取りましょう。
樽商の英語は難しく、直前は毎日10時間ほど家と塾で英語をやってました。私大の問題を演習に使い、書きまくることが大事だと感じました。添削は先生にお願いしましょう。
僕は冬から成績が伸びました。秋頃は焦りと不安で腸炎になりました。辛かったです。また2年目は難化する風潮が焦りに拍車をかけました。しかし共テプレの後は頑張りの成果か、模試を解くごとに最高点を更新していきました。伸び悩んだ時、辛い時は一旦休んで自分を労りましょう。結果は出ます。
受験期は全てを習慣化しましょう。その方が勉強が捗ります。そして勉強を終えたら、その日は自由に過ごすのがいいと思います。
共テ本番は難化していて解きながら絶望しました。しかし本番で初めてギリギリA判定と+11点B判定を取れました。出来る問題から解くと意外と周りより取れるので、落ち着いて解きましょう。
2022年3月卒業
李 未玲
立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 合格入学
私は総合型選抜の活動実績アピール方式を受験しました。この入試方式は書類選考(志望理由,エッセイ)と面接でした。
私の場合、夏休み明けの時点で第一志望が決まっていなかったので、出願の2週間程前から準備を始めました。短期間勝負だったので、朝HR前、休み時間、放課後など、とにかく空き時間があれば先生に志望理由書の添削と面接練習をお願いしていました。志望理由はなるべく具体的かつ簡潔に書くことを意識しました。「なぜこの学校なのか」「何をしたいのか」「自分がこの学校に行くべき理由」など具体的に考える必要があります。志望校への熱意と自分自身の素直な気持ちを思う存分に書き出し、入学後を想像しながらモチベーションを上げていました。エッセイは主に活動を通して努めたことについてでした。面接練習では志望理由書とエッセイに書いたことを詳しく説明できるようにする練習をしました。また、先生だけでなく友達同士で質問し合ったりしていました。
私が一番大事だと思うことは勉強以外での強みを見つけるということです。もちろん勉強はしっかりするべきです。しかし、どこを受けるにしても高校生活でどう努力して何を得たかが一番影響すると考えています。私はグローバルコース,部活ではインターナショナルクラブに所属していたため、より実践的な英語力を向上させるために、スピーチ大会や国際交流,サマーキャンプなど積極的に参加するようにしていました。
また、進学先が国際系の大学のためSDGs関連の講演は必ず受けていました。やるべきことは各自違いますが、無駄だと思うことも自分の経験値となり、何かしらの形で返ってきます。そして、推薦入試なら、なおさら自分のことを知り、アピールしなければいけません。皆さんにはチャンスを逃さず、何事にも全力に取り組み、「勉強+α」で何か強みを持ってほしいです。
高校生活はあっという間に過ぎて行きます。楽しむことと同時に進路のことも視野に入れなければなりません。息詰まることもありますが、どのような生活を送るかで周りとの差がつきます。誰でも不安になることはありますが、勉強でも課外活動においても周りに合わせるのではなく、自分の目標を達成できるよう、とにかく後悔のないように頑張ってください。
2022年3月卒業
阪本 瞳月
天使大学 看護栄養学部 看護学科 合格入学
私は天使大学に学校推薦型選抜で合格することができました。内容は、書類選考と小論文、面接でした。
小論文は、要約付きの小論文だったので、担任の小笠原先生のご指導のもと、まず要約の練習をひたすらしました。始めた頃は、要約にかなり時間がかかってしまうことや、内容がズレたりすることが多くありましたが、数をこなすうちにだんだんと早くできるようになり、しっかり要約できるようになりました。
天使大学の小論文は文字数が1200字と多いのですが、まずは先生が用意してくださった600字程度の小論文を書き、添削をするというのを繰り返していました。次に、過去問に取り組むようにしていました。小論文は、とにかくその大学の傾向に似たような小論文をたくさん書き、数をこなしていくことが大切だなと感じました。また、練習の時から時間配分にも気をつけることも大切だと思います。
次は面接についてです。面接も回数をこなすことがとても大切だと思います。毎回やる度に自分はこの内容は答えられる、この内容は答えられないんだと知ることができるので、何度も練習していくことが大事だと思います。練習での改善点や良かった点など、面接ノートを作り、書いておくことで、受験本番になって見返すことができ、自分に自信をつけることができると思います。私は面接の前、そのノートを見返したことで自分は今まで頑張って来たから大丈夫だ!と強い心で挑むことができました。私は面接練習で上手くいくことがとても少なく、不安でしたが本番で自分をしっかりアピールすることができれば必ず合格に近づくことができると思います。
私はこの受験において、支えてくれる友達や先生、家族の存在がとても大きかったです。友達と一緒に切磋琢磨することは、自分のモチベーションにも繋がるし、友達が頑張ってるから自分ももっと頑張ろう!と思えるきっかけにもなりました。また、担任の小笠原先生には、昼休みや放課後に小論文の添削や面接練習で改善点などを教えて頂きました。時に厳しい助言をしてくださることもありましたが、そのおかげで本番でやりきることができました。
これから受験勉強などで、不安や悩みがたくさん増えると思います。ですが、最後まで諦めずに、周りの支えてくれる仲間や先生、家族を大切にし、頑張ってください。
2022年3月卒業
山本 大誠
北海道教育大学函館校 教育学部 国際地域学科-地域環境科学 合格入学
僕は前期日程で北海道教育大学函館校の地域環境科学グループに一般受験で合格しました。総合進学コースで3年間を過ごし、サッカー部にも所属していました。
2年生までは定期テスト前に少し勉強する程度で、推薦入試で北海学園大学に入ることが出来れば良いと考えていました。部活も忙しく、一般受験をするなんて考えてもいませんでした。しかし、3年生になって担任からの勧めもあり、国立大学を目指すことにしました。僕は教員になりたいと考えていたので北海道教育大学を目指すことにしました。
2年生の冬から塾に入り、学校が終わったあと毎日塾に通いました。特に二次試験でも使う英語、数学、理科に力を入れて勉強しました。英語は英単語を単語帳がボロボロになるまで毎日繰り返し覚え、長文はできるだけ音声を聞いてシャドーイングしました。数学は解法の暗記や公式の導出を軸に演習を重ねました。理科は生物と化学を選択し、生物では基礎知識の定着に、化学では計算のスピードに重点を置いて学習しました。理系クラスということもあり、学校のテストも手を抜きませんでした。受験が近くなると進学講習も受けて対策してきました。もちろん、周りの人は推薦入試が多かったり、模試で結果がでなかったりして、自分のやってきたことに意味があるのか、と諦めそうになった時もありました。それでも一緒に勉強する友達や先生の励ましがあり勉強を続けることができました。
僕が受験勉強を通して皆さんに伝えたいことは、諦めずに自分を信じて継続することが大事ということです。これは受験勉強だけでなく何事にも当てはまると思います。これからもなにか大きな壁にぶつかることがあると思いますが、受験勉強を通して努力の大切さを知ることで、その壁を超える自信につながると思いました。みなさんも自分の目標に向かって頑張ってください。
2022年3月卒業
吉田 美藍
北海道科学大学 未来デザイン学部 メディアデザイン学科 合格入学
私は、総合型選抜(新ガリレオ選抜)で北海道科学大学未来デザイン学部メディアデザイン学科に合格しました。
受験内容は、9月のエントリーから10月の選考試験まで数回に渡り実施されました。エントリー後、WEB講義受講とレポート提出の事前課題提出、そして実際に大学へ行き、セミナーに2回参加します。課題の他、配布されたノートに講義内容や自分の考えや調べたことを記入し提出します。1回目セミナーでは30分の基礎学力診断と個人面談、2回目セミナーではパワーポイントで作成した課題の発表と質疑応答がありました。その後、ここまでの取組み内容がルーブリック評価を用いて総合的に評価され、郵送された結果通知に「出願許可」が貰えば出願手続きをし、選考試験に進みます。
選考試験は、面接と2回目セミナー発表時に貰ったアドバイスや意見を課題に加え再作成した課題の発表を20分程度かけて行いました。11月の合格発表まで課題に向き合いながら学校生活を送ることになり、土曜登校はセミナー参加で出席出来ず、定期テスト勉強とセミナーが重なった時は本当に大変でした。
選択科目は数Ⅰ・数A・コミュニケーション英語のなかから、数Ⅰを選択しました。特に塾や講習を受講することはしませんでしたが、大学で閲覧できる過去問題や赤本を参考に問題をひたすら解きました。
課題はテーマに沿ってひたすら調べ、内容を組み立てて課題と説明文を作成しました。私は自宅のパソコンで課題に取り組む時間が長かったです。課題内容は先生や両親にも意見を聞きながら何度も練り直しました。課題のプレゼンテーションでは、他の人のプレゼンテーションに対する質疑応答もあったので、友達にも発表を聞いてもらい、意見やアドバイスを貰いました。
総合型選抜で大切なことは、大学のアドミッションポリシーをしっかり理解し、自分が学びたい内容を明確にアピールすることです。私は自分のやりたいことが明確だったので、具体的に学びたいことを挙げ、面接に挑みました。
面接練習は担任の先生や教科担当の先生にお時間を取っていただき、練習をしました。
学科試験以外は正解がよくわからず自信がありませんでしたが、ルーブリック評価結果が良く、自分のやってきたことは間違いではなかったと安堵しました。一般受験や公募推薦とは違う大変さがある総合型選抜ですが、達成感は大きいと思います。学びたいことが決まっている人は、ぜひ総合型選抜にチャレンジしてみて下さい。
2022年3月卒業
山地 俊輔
成城大学 経済学部 経営学科入学
成城大学 文芸学部 マスコミュニケーション学科 合格
専修大学 経営学部 ビジネスデザイン学科 合格
専修大学 商学部 マーケティング学科 合格
駒澤大学 経営学部 経営学科 合格
駒澤大学 グローバルメディアスタディーズ学部 合格
亜細亜大学 国際関係学部 国際関係学科 合格
僕は一般入試と共通テスト利用入試で亜細亜大学、駒澤大学、専修大学、成城大学に合格を果たし、成城大学に進学することを決めました。
受験先、受験方法の決定を含め、大学進学への本格的な勉強への取り組みが遅かった僕は、まず必要科目の基礎を固めることから始めました。英語は隙間時間で英単語、文法、長文を中心に取り組みました。国語の現代文は、いろいろな出版社の問題集の実践的問題を数多く解き、実力養成に努めました。古文は、単語と文法を暗記して、これも実践問題の消化を中心に取り組みました。あと地理は、地図帳と講義系の参考書、資料集で細かいところまで知識習得に励みました。苦手を放置せず、一度間違えた問題を二度と間違えないようにすれば本番には良い点を出せます。目標を持ち、集中して時間を有効に使うことが大切だと思います。ちなみに僕は、進学講習で共テ英語、私大英語、古典、漢文を受講し、模試を2回受験して本番に備えました。知識の定着、集中力の養成に合わせて、本番の試験時間配分の意識や雰囲気慣れも大切なので、講習や模試の機会は積極的な姿勢で受講、受験し、生かしていくべきだと思います。努力は必ず実を結ぶことを信じて頑張って下さい。
2022年3月卒業
駿河 仁樹
釧路公立大学 経済学部 経済学科 合格入学
自分の志望していた大学は公立大学だったので、初めは一般選抜のみで受験する予定でいましたが、そこから合格の可能性を少しでも上げるために学校推薦型選抜での受験を加えることにしました。その結果、学校推薦型選抜で合格することができました。なのでここでは一般選抜のことには触れずに話をしようと思います。
自分の志望した大学の学校推薦型選抜は小論文と面接の二つの試験がありました。この大学は過去十年分もの小論文出題テーマを開示してくれていたので、問題の傾向はおおよそわかりました。ただ、この大学は経済学部のみの大学のため、当然出題テーマも全て経済に関係しているもの(SDGsやJR北海道の経営危機など)で、過去問に取り組むことも大事だとは思いましたが、何より知識を蓄えねばならないと感じました。それからは毎日新聞に目を通すようにし、寝る前にはニュース番組を見て、少しでも多くの経済知識を頭に入れました。
面接は担任の先生や親などに手伝ってもらいながら対策をしました。面接練習は最初、緊張よりも恥ずかしさの方が大きかったのですが次第に慣れていきました。話す内容を暗記して何度も読みましたが、本番ではその通りには進みません。なので基本は自身のコミュニケーション能力だと思います。意識せず正しい敬語を使うことができるのなら問題ないと思います。
個人的に思ったことは、意義について述べたり賛成反対を問う形の小論文に比べて、より具体的な考えや意見を述べる小論文の方が自身の力になるということ。加えて言葉のボキャブラリーが豊富だと小論・面接の双方において表現が広がるということです。
この先受験を控えているみなさんに言えることがあるとすれば、余計なお世話かもしれませんが小論文模試やポートフォリオに取り組む時間をおろそかにしないでください。絶対に。その時は面倒だと思うだけかもしれませんが後から必ず役に立ちます。1年時の教科選択もしっかり自分の進路を考えてした方がいいです。まだ決まっていないのなら自分の選択肢を増やせる方を選ぶべきだと思います。3年生になって「あの大学に行きたいと思ったけど、理数科目を選択しなかったから行けない。」ということになっても、もうどうにもできないので。自分は楽に成績が取れる教科や、友達と同じ教科を選択しましたが、とても後悔しました。
ここまで長々話しましたが、言いたいことは、要するに前々から準備をしておくということです。そうすれば困っても対応できると思います。まとまらなくて申し訳ありませんが、頑張ってください。