合格体験記(2023年3月卒業生)

2023年3月卒業

輪島 大翔

北海道教育大学釧路校 教育学部 地域学校教育専攻 合格入学

札幌学院大学 人文学部 英語英米文学科 合格
札幌大学 地域共創学群 英語専攻 合格

 僕は北海道教育大学釧路校に、後期日程で合格しました。
 元々札幌校の公募推薦を受けていたこともあり、面接練習はそれなりにやってきました。初めて面接練習をした時は、担任にとてもダメ出しをくらい、メンタルがかなりやられたのを記憶しています。
 しかし、色んな先生達と練習することによって、各先生方の考えを知ることができ、そしてそれが後期日程の結果に反映されたのだと思います。もちろん共通テストに向けての勉強もしっかりやり、とくに漢文に関しては、短い期間で高得点が取れる科目だというのを知ってから、講習や参考書を利用することで安定して高得点を取れるようになりました。
 僕が皆さんに伝えたいことは、受験をするにあたって、色んな経験をして欲しいということです。
 もちろん、一般受験に向けての勉強のみを一生懸命にやるのもひとつの手だとは思いますが、個人的には推薦入試など、できるのであれば是非とも挑戦して欲しいなと思います。
 あとは英語の勉強を頑張りましょう。英語を勉強することは、受験の幅がより広がることと同等の価値があります。英検、TOEICなどを取れると、それが受験に役立ったり、一般受験の科目にはほぼ英語が採用されている学校が多いので、英語の勉強が苦手な人は、少しでも勉強して得意にしましょう。お薦めの勉強法は、参考書などの例文を音読したらいいと思います。あと習った単語は、直ぐに簡単な文でいいので自分で例文を作ってみてください。かなり語彙力が上がります。
 3年生はあと1年間、2年生はあと2年間ありますが、まだ夢がない人も行きたい大学がない人も、まずは学校の定期考査を頑張りましょう。 そこから自分のやりたいことがきっと見つかるはずです。
 応援しています。頑張ってください。

2023年3月卒業

林保 喜人

弘前大学 農学生命科学部 国際園芸農学科 合格入学

 私は、弘前大学に総合型選抜で合格しました。当初は総合型選抜を受ける予定はありませんでしたが、弘前大学の学校説明会で選抜について知り、チャレンジすることを決めました。最初に言わせていただきますが、将来のやりたいこと、将来の夢がある人は総合型選抜にチャレンジするべきだと思います。
 試験内容は、志望理由書と小論文、そして個人面接でした。学校によっては、過去の面接の質問内容や小論文の過去問がホームページなどに掲載されている場合があるので、確認しましょう。担任の先生と協力して過去のデータを集めましょう。
 志望理由書は、なるべく早めに終わらせましょう。少しでも、面接や小論文の練習に時間を充てるためです。気になる大学のオープンキャンパスや学校説明に参加すると、やりたいことや入学した後のビジョンがイメージできるので、オススメです!
 小論文は数をこなせばこなすほど、内容の質が変わってくるものだと思います。私は、本番の1ヶ月前に対策を始めましたが、もう少し早く対策していれば・・・、という後悔をしました。夏休み中から、対策し始めると、かなり余裕があると思います。手を付けづらいものですが、小論文はやったもん勝ちです!また、学部の分野にあった知識を身につけておくことも大事です。小論文だけではなく、面接にも役立ちます。私は毎日、新聞を読むことで、知識とボキャブラリーを増やしていきました。
 面接は、私個人の意見ですが、とても大事な試験だと思います。面接の絶対条件があります。それは自分のやりたいことや気持ちを曲げてはいけません。受かるための面接をしてはいけないということです。私は本心を隠して面接練習をしていた時期がありました。絶対にいつか詰まります。自分の夢、気持ちを大切にしてください。面接は、自分の思いを短時間でどれだけ伝えられるかが鍵になります。そのためには、色々な先生と練習する必要があります。私は、面接の練習で2つのことをしていました。1つ目は、先生の質問をノートにメモをして見返し、シュミレーションの練習を毎日していました。2つ目は、面接時に自分をビデオで撮影して、自分なりに自己修正をしていました。面接は、小論文のように、数をこなすことが難しいものなので、 1回1回の練習を大切にしてください。
 総合型選抜は、決して楽な道ではありませんでした。一般受験との対策を両立することがとても大変だからです。私も、隣で一般受験の勉強をしている友達を横目で見て、何度も不安な気持ちで押しつぶされそうになりました。ですが、総合型はすごく将来に向けてのいい機会だと思います。冒頭でも言いましたが、チャレンジすることによって、将来やりたいことが明確になりますし、モチベーションも上がります。まだ、将来やりたいことが決まっていない人でも、総合型選抜の存在を知ってもらいたいです。
 勉強ももちろん大切ですが、高校生のうちに色々な経験をして欲しいです。バイトや部活動、ボランティア、何でもいいです。絶対に将来生きてきます。やりたいことが一つでもあれば最強です。高校生活は悔いが残らないように楽しんで過ごしてください!

2023年3月卒業

荒川 留惟

神奈川大学 経済学部 現代ビジネス学科 合格入学

 私は、公募制推薦で神奈川大学経済学部現代ビジネス学科に合格しました。
 選考の内容は、志望理由書・小論文・面接の3点です。
 小論文は、試験当日までお題が分からないのに加え、90分で3題に取り組むため、時間配分にも気を遣う必要がありました。元々、私は小論文を全く書けず、書いても感想文になってしまうレベルでした。始めに、私は様々な過去問などに取り組み、とにかく数をこなすことに専念しました。書いたものを学校の先生に添削をお願いし、放課後にアドバイスをもらい、書き直すといったことを繰り返していました。様々なお題に対して多くの知識を得る必要もあります。 最近のニュースからここ数年の環境問題など、とにかく幅広い情報を収集し、ノートなどにまとめ、覚えるという作業を繰り返しました。ただ覚えるだけではなく、 自分なりの解決法や経済の観点から分かるメリットやデメリットも考える、という工夫もしました。私が受験したのは経済学部だったため、どのように経済面に繋げるか、ということを意識して書くようにしていました。
 面接では、小論文と同様、まずノートにまとめたニュースや経済問題を覚えました。そして実際に先生と面接練習を繰り返し、情報の定着まで何度も練習しました。普段の学校生活では、友達にも手伝ってもらい、アドバイスをもらいました。大学のアドミッション・ポリシーや興味のある授業について調べることもとても大切です。私は北海道外の大学を志望していたため、「この大学でしかできないこと」を主に調べていました。実際に面接試験の際に「なぜ北海道の大学ではなく、この大学にしたか」と聞かれましたし、道外、道内限らず、様々な大学で重要視されるポイントだと思います。本番では緊張感もあり、話している途中に噛んでしまうことがあると思いますが、しっかりと面接官の目を見て、分からないことは「すみません、勉強不足です。」とはっきり答えることも時には必要です。
 最後になりますが、3 年間という短い時間はあっという間です。特に3年次 は、進路のことや将来のことで頭がいっぱいになり、悩むことが多くなると思います。しかし、すべては自分のためです。決してあきらめず、自分のやってきたことを信じて頑張ってください。

2023年3月卒業

竹内 誉人

山形大学 人文社会科学部 人文社会科学科 合格入学

 山形大学人文社会科学部人文社会科学科人間文化コースに前期日程で合格しました。元々は北海道大学文学部が第一志望で、高校受験で第一志望に落ちた事実をバネに、北大以外の大学のことは考えず勉強していました。大学受験では、第一志望以外の大学も、しっかり考えて記入する必要があったので、二次試験で課される科目が自分の一番得意な国語だけである山形大学を、一応第二志望にしました。高校受験の二の舞を踏むのを避けるために、中学生の時には視野にすら入っていなかった予備校にも自主的に通い、今までの人生で一番必死に努力し、その結果か、共通テスト本番では、今まで受けた模試も含め、自身の最高得点を取ることができました。ですが、それでも北大の壁は高く、第一志望は3年の初めから変わらずE判定で、B判定だった山形大学に前期、後期日程両方申し込み、魅力はあるにしても、今まで行くつもりのなかった大学に入学することになりました。
 確かに、あれほど行きたかった北大には届きませんでしたが、今までの必死の努力は間違いなく人生において価値のある経験だと断言できます。無謀とも思える目標を乗り越えるための試行錯誤は、今まで知らなかった自身の可能性を知るきっかけになってくれました。このことは将来の自信に繋がります。このような確かな糧を早いうちに得ることができる、という点で、私は、受験勉強をしてよかった、と思えます。受験を終えた今だから言えますが、山形大への進学も、決して不服ではありません。むしろ今は新天地での生活にわくわくしています。これも努力のおかげです。
 これを読んでいる後輩方へのアドバイスは二つあります。どちらも私の経験に根差したものですが、一つ目は、受験勉強は早ければ早いほど得をするものだということです。私はこの点で後悔しています。受験勉強の後悔は受験勉強でしか拭えません。あなたの志望大学のゴール日程は決まっていますが、スタートの日程はそれぞれ異なります。目標のためには躊躇しないでください。二つ目は、やりたい分野を絞る、ということです。学部系統はどこを志望するにしても同じにしましょう。そうするとモチベーションが維持しやすくなります。
 自身の意地を通すためには実力を示す必要があります。あなたの未来がどうであれ、学生時代に必死になったという自負はあなたを支えてくれるものになるでしょう。
 ここまで読んでくださり、ありがとうございました。楽しんでいきましょう。

2023年3月卒業

加藤 美衣菜

小樽商科大学 商学部 合格入学

 私は総合型選抜(グローカル総合入試)で小樽商科大学商学部に合格しました。
 内容は、一次試験が英語の書類(英語資格の点数、志望理由書、学習計画書、調査書)、二次試験は英語で面接&ディスカッションでした。
 私は英語以外の教科の成績が本当に悪かったので、全教科の評定を上げることから始めました。苦手な科目は教科担当の先生にお願いして、放課後残って教えてもらいました。それから英語資格の勉強を始めました。登下校のバスと地下鉄は常に単語帳を見て、歩きの時はイヤフォンで単語の音声を聞いていました。単語帳は一冊を完璧にすることが大事だと思います。ボロボロになるまで使ってください。夜寝る前にやったところを次の日の朝に復習するとよく暗記できます。
 志望理由書や学習計画書は自己分析から始めて、大学についてたくさん調べてから何度も書き直しました。先生に添削もしてもらいました。
 書類を提出した後からは、すぐに二次試験に向けて準備を始めました。毎日、朝と放課後に、先生方に面接とディスカッション練習をしてもらいました。面接は最初はうまくできなくて落ち込むこともありましたが、回数を重ねるうちに自信がつくようになるので、何度も練習してほしいです。ほぼ完璧になっても受験の前日まで毎日続けました。分からなかったり言えなかった表現や単語は、その度メモして、暇がある時に眺めるようにしました。ディスカッションはテーマについての知識を増やすために、ひたすら情報を調べてノートにまとめ、英語で話せるようにしました。
 第二志望まで決めておくのも大事ですが、私はやんわりとしか決めずに、第一志望のことだけを考えて、絶対受かるという気持ちで日々取り組みました。そのおかげで危機感も大きく、全部の力を第一志望に注ぎ、モチベーションをキープしながら乗り越えられました。受験まではメンタルとモチベーションを維持することが本当に大事だと思います。モチベーションを維持するためには、自分がなぜその大学に入りたいのか明確にしておくと、絶対に受かってやるという気持ちで頑張れると思います。周りの合格がどんどん決まっていく時期も、自習時間や休み時間に勉強をしなきゃいけないのは大変ですが、周りに流されずに、誰よりも勉強したと思えるくらい頑張った人は受かると思います。辛いこともたくさんありますが、どのように毎日過ごすかで周りと差がついて合格に近づきます。受験で得るものは大きいです。後悔のないように頑張ってください!

2023年3月卒業

辻 璃音

札幌市立大学 デザイン学部 デザイン学科 合格入学

 私は札幌市立大学のデザイン学部に総合型選抜で合格しました。
 試験は、他の受験生とのグループワーク、レポート、個人のプレゼンを行うという内容でした。
私は、初夏から予備校(札幌武蔵野美術学院)に通い、先生から志望理由書、活動報告書の書き方、確認を何度もしてもらいました。高校の先生からもその書類の確認を複数回行ってもらいました。
 グループワークは、予備校で他の生徒と協力して、練習のお題に対して制限時間内にポスター制作、発表に取り組みました。
 プレゼンは、高校の先生、予備校の先生、また自分の家族に直接相談してプレゼンを披露するだけでなく、連絡をくれた志望する大学先の先輩達から、プレゼン練習の動画を送ってアドバイスをもらいました。試験本番、大学に向かっているときは父親に車で送ってもらい、その間に小さい声でプレゼンの練習を何度も行いました。本番中、プレゼンは待つ順番があり、私はその時、かなり時間の余裕があったため、試験にもらった使える紙にプレゼンのシナリオを書き、周囲に迷惑を掛けぬよう、自分の出番が来るまで静かに発表の練習を行いました。
 勉強、練習などする中で、周囲にダメ出しを何度もされることがありますが、それは避けられるものではありません。私はその経験をして泣いたりしました。人は長い間に努力し、悔しい、辛いと感じたら、それは自分が頑張っている証です。もし、この経験と出会った場合、その時は無理をせず、少しの合間に休息しましょう。だからと言って、ずっと現実逃避するのもいけません。自分の気持ちが落ち着いた瞬間、もう一度努力してみて下さい。
 私が受験したような内容の場合は、一つの方法として、予備校に通って専門的なアドバイスを教えてもらった方が受験に取り組みやすいと思います。また、同じ予備校に通って合格した先輩達に出会い、さまざまな経験やアドバイスが聞ける貴重な機会があると思いますので、そこも予備校に通う時の利点です。
 もし予備校に通って受験に合格したいと思ったら、頑張って両親を説得し、理解してもらったうえで、そこでしっかり受験の努力を頑張りましょう。そして、必ず両親には日々の感謝を言葉で伝えるようにしましょう。頑張って下さい!!

2023年3月卒業

沼田 光太朗

岩手県立大学 総合政策学部 合格入学

 僕は、岩手県立大学の総合政策学部に一般受験で合格しました。
 合格に向けて、共通テスト受験に関しては下記の方法で対策しました。
 英語(R)は、通学時間を利用してセクションごとに行い、間違った所やまだ覚えていなかった所を記録して重点的に覚える努力をしました。特に、基礎的な単語を完璧にする(共通テストならターゲット1900よりもターゲット1400を完璧にした方が良い)、読むスピードを速くする(共通テストは分量がえげつないため)ことを意識して学習に取り組みました。
 英語(L)は、YouTubeなどにあるリスニング音声を1.25倍速で毎日聞くことや、シャドーイングもすることを意識しました。
 数学は、単元ごとに自分のできる所とできない所をはっきりさせ、計算の過程を書いておき、解答と照らし合わせる方法で必死に頑張りました。
 国語の古文は、古文単語帳を使って覚え、漢文は何度も音読し、現代文は担当の先生を信じて繰り返し問題演習に取り組みました。
 政経は、やる気と根性、倫理は、似た考え方の人をまとめて覚えることで乗り切り、日本史は、日本史の教科書を使い、政治体制やその時代を象徴する人物を捉える(重要語句より流れ重視で覚える)ことを心掛けました。特に日本史は人に教えると自分も覚えやすいと思います。また、資料集を授業中に確認すると良いでしょう。
 生物基礎は、ひたすら担当の先生を信じて、言われた通り問題演習に取り組みました。
 化学基礎は、黄色本を買い、基礎知識を固めながら、分からない計算を友達などに聞いて何度も解いて学習しました。
 また、二次試験(総合問題)の対策は、赤本を何度も解いて、問題傾向や時間がどれくらいかかるのかを把握しました。問題中に小論文の設問があったので、国語の先生に書いた小論文を添削してもらいました。
 様々なやり方で取り組みを行う中で、特に日本史に関しては、共通テスト当日までに授業では全範囲終わりませんでした。夏休み前から友達の間では、日本史は当日までに終わらないのではないかと噂されるほど授業進度が遅かったため不安でした。案の定、試験一か月前の最後の授業では日ロ戦争も始まりませんでした。結局、冬休み中に自分自身で現代の範囲をやるしかありませんでした。これから受験で日本史を取ろうと思っている人は、このことを意識して早めに自己学習に励むと良いと思います。
 模試を受けると点数が低かったり、高かったりします。当然、周りの人も受けるわけですから、他人と比較して劣等感を感じたり、ネガティブな感情が芽生えたりします。ですが、結局は自分との戦いなので、できた所は喜び、できなかった所は宝物だと思って、少しずつ歩いていくことが重要です。不安な時は友達とラーメンでも食べて忘れることをお勧めします。
 ここに書いたことは100%正しい方法ではありません。友達や先生、参考書などに書いてある方法のいいとこ取りをして、志望校合格に向けて頑張ってください!!

2023年3月卒業

中野 柚葉

弘前大学 農学生命科学部 食料資源学科 合格入学

 私は、一般受験で弘前大学に合格しました。
 3年間特進コースで勉強に励みました。特に3年生は、人生で一番がむしゃらに突き進んだ1年だったと思います。
 受験勉強をしていく中で本当に大切だと思ったことは、1、2年生のうちから授業や講習をちゃんと受けて、しっかり復習をするということです。私自身、授業の復習を疎かにしてしまっていたので、問題演習をするときに解法や用語を忘れていることが多々あり、ちゃんと復習しておけばよかったと思うことがありました。本番当日にそのような後悔をしないためにも、復習はしっかりするべきだと思います。
 私は塾に通っていなかったので、自分で参考書や問題集を買い、家で勉強することがほとんどでした。英語は、長文に慣れるためにたくさん文章を読む。数学は、いろいろな問題をたくさん解きつつ、模試の問題や間違ったところを丁寧に復習する。また、登校時に地下鉄に乗りながら、リスニングの音源を聞くといった、スキマ時間の使い方も工夫しました。
 一日のスケジュールを書き出して、どれくらい無駄な時間を過ごしているかを分析したりもしました。分からないことをそのままにせず、すぐに先生や友達に聞くことも大切です。
 苦手な教科や嫌いな教科はやりたくないと思います。そのときは、どうすれば自分が楽しんで勉強できるかを考えてみてください。少しだけ違う視点で捉えることで、やってみる気が起きると思います。どんなに勉強しても結果がなかなかついてこない時期は必ずありますが、そこで諦めずに自分のやってきたことを信じて、やり続けることで必ず努力は報われます。
 受験勉強を通して大きく成長することができました。何度も何度も逃げ出したくなりましたが、絶対に合格するという強い気持ちが自分を支えてくれました。最終的には、自分に負けないことが一番大事だと思います。
 合格を掴めたのは、もちろん自分の努力もありますが、家族、友達、先生方のサポートのおかげだと思います。
 最後まで絶対に諦めずに、周りの人への感謝の気持ちを常に持って頑張ってください。

2023年3月卒業

宮島 慧人

北海道教育大学岩見沢校 芸術・スポーツ文化学科 合格入学

 僕は一般受験で北海道教育大学岩見沢校に合格しました。
 3年生から特進コースに入ったので、最初の方は授業について行けず、ノートに答えを写すので精一杯という教科もありました。僕はバスケ部に所属していたので、部活を引退した6月から本格的に勉強を始めました。夏休みが終わるまでは自分の勉強方法を模索しながら勉強を進めていたので、効率よく学習を進めていくことが出来ませんでした。僕は数学がとにかく出来なかったので、朝の7時から9時までは数学を毎日欠かさずに取り組むようにしていました。自分の部屋が一番集中する事が出来ると分かったのも夏休みのこの時期でした。集中出来る場所を見つけることと、勉強のルーティーン化は、合格する上で最も重要と言っても過言ではないので、一刻も早く自分にとっての最適な方法を見つけましょう。
 夏休みが終わってから冬休み前までは暗記科目を重点的に取り組みました。この時期に社会や理科基礎を固めることが出来たのは、自分の中でも大きかったと思います。この時期は模試が多く、きつい時期でもありますが、差がつきやすい時期でもあります。耐えましょう。冬休みは実践問題集をやって、ミスったところは参考書で確認するといった作業を繰り返すことで、自身の対応力を身につけていきました。
 共通テスト、二次試験共に本番はめちゃくちゃ緊張します。だけどそれは、周りの受験生も皆同じです。使い慣れた単語帳や参考書でも見て落ち着いて本番に取り組みましょう。
 最後に、「受験は団体戦」。受験生なら一度は耳にしたことがあるフレーズだと思います。受験期の序盤は「んなわけねーだろ自分が受かればそれでええやん。」ぐらいに思っていました。ですが、勉強を進めていくうちに、自分を学校に通わせてくれている親、親身になって相談に乗ってくれる担任や教科担当、顧問の先生達など、自分が大学受験をするに当たって、関わってくれている全ての人達への感謝を実感する瞬間が必ずあります。今の自分の環境を当たり前と思わず、そして自分と同じように目標に向かって頑張っている仲間が周りにいるということを忘れずに、最後の1年頑張ってください。

2023年3月卒業

高見 奏汰

新潟大学 工学部 工学科 合格入学

 私は新潟大学工学部工学科に一般入試で合格しました。私はこの大学を数学、英語、化学の二次試験と共通テストで受け、合格することができました。当時、私の模試の点数は5割ほどで、初めはこことは違う大学にする予定でした。
 しかし、受験が近づいて行くにしたがって、自分のやりたいことと数ある大学とを照らし合わせて見た結果、この大学にしようと決めました。
 私は、英語があまり得意ではなく、受験科目の中で一番力を入れて勉強しました。英語はまず単語を優先して勉強し、そこから長文の勉強に入りました。単語は、ターゲット1900を通学中や学校の隙間時間などに何周もして頭に叩き入れました。単語を覚えると、かなり長文読解で有利に立てるので、優先して取り組むべきだと思います。特に2次試験では、英作文が出題される大学もあると思いますので、その時にも語彙が必要とされるので頑張りましょう。そして、共通テストでは時間との戦いですので、大問ごとに自分で時間を測って解く練習をすることをオススメします。そして、問題を解く順番を変えてみると解きやすくなると思います。
 次に数学は、学校の授業以外に青チャートを解いていました。青チャートは基礎と発展を同時に仕上げることができるので、かなりオススメです。私は河合塾に通っていたので、参考書の難しい点などは講師によく聞いていました。共通テストの過去問を解いて本番の問題形式に慣れていきました。予備校や塾に通っていない人でも、試行調査なども探すと出てくるので、解いてみるといいと思います。私は苦手な分野を早いうちに無くすよう心がけていました。
 そして化学は、学校の授業を中心に自分のできるところ、苦手なところを把握しながら復習を繰り返していました。難しい問題や理解しにくい問題に関しては、先生や化学が得意なクラスメイトに教えてもらったりして不安点を潰していました。
 二次試験で使う予定の科目以外の科目は、ほぼほぼ学校の授業と復習で済ませていました。
 私は元々すごい勉強ができるわけではなく、できないからこそ勉強時間でゴリ押しして、できるだけいい点を取るように努力しました。皆さんも勉強時間をしっかり確保して、残りの高校生活を過ごすと模試の成績も上げることができると思います。